卒業生の声 voice
- 福島県郡山市の専門学校FSGカレッジリーグ トップページ
- 卒業生の声
- 滝田 颯斗さん
長年あこがれていた地元で公務員に。
公務員試験合格率85%以上を誇る
教育ノウハウで夢を叶えました!
公務員科卒業
尚志高校出身
地域に貢献できる公務員を目指し、 実践主義の授業で学びたいと思いました。
東日本大震災が起きた小学生の時、市役所の職員の方々が災害対策で最前線で働く姿が印象的でした。その記憶もあり、中学生の時に地元の郡山市役所で働きたいと思いました。また普段市役所を利用する際の雰囲気にも好感を持っていたことも、目指した理由のひとつでした。
公務員になる夢は高校に進学しても変わらず、2年生のときにJO-BIのオープンキャンパスに参加しました。先生と一対一で親身に対応していただき、在学中の2年間で徹底的に濃い内容の授業が受けられると感じました。公務員試験の合格率が85%以上という実績も、長年の教育ノウハウの積み重ねになっていると感じました。
実際に入学してみると、思った以上に公務員試験に向けた実践的な授業が多く、本番で発揮できる力を身に付けることができました。特に公務員試験特有の受験科目「数的推理・判断推理」については入学当初は全然できませんでしたが、経験豊富な先生方の授業と休み時間や放課後も質問に丁寧に答えてくれる対応で、苦手な科目もこなせるようになりました。誰にでもウィークポイントはあると思いますが、長時間持ち越さずに1日1日つぶしていける環境が、今振り返るとよかったと思っています。
実践的という意味では、一次試験対策の模擬試験の多さも特徴的です。入学すぐに、公務員試験がどんなものか実感するために模試を行います。本格的な模試は1年生の中盤から始まって、数週間に1度は模試を受けることになります。本番が近づいてくると、一週間のうちに2~3回の頻度で行われるほどです。50回以上行う模試の結果で、小刻みに自分の実力が把握できるところが有難かったです。学力のスキルアップもそうですが、コミュニケーション能力や人間性が重要になる面接・集団討論試験の対策として、本番さながらの練習や対策を繰り返せたことも大きな心の支えになりました。
コロナで不安になりましたが 学びを継続してくれた学校に感謝
放課後は自習する学生のために、夜の8時まで学校が開放されていたので、クラスの仲間たちと遅くまで勉強するのが日課でした。同じ目標を持つ仲間でありライバルでもある存在は、公務員試験の長い道のりの中で不可欠な大切なものでした。
しかし昨年はコロナウィルスの影響で状況は一変し、自習どころか授業も学校でできなくなり、リモート授業が主体になってしまいました。大切な最後の1年間だったので正直不安でした。そんな中でも学びを継続してくれた、学校の尽力に感謝しています。徐々にリモートと登校を織り交ぜた学習体制を整えてくれて、週明けにはテキストを配布して自宅学習でも1週間単位で何に取り組めばいいか明確にしてくれたことで、抱いていた学習への不安もぬぐうことができ、試験に向けた追い込みもできました。
公務員試験は、9月の前半に国家公務員の試験、後半に地方自治体の試験があります。詰まった日程の都合上、試験の結果次第では返答が重なってしまうことがあり、短時間で決断をしなければならない場面が出てきます。そんな時も先生に相談しながら、志望動機に立ち返りながら進路を選択でき、夢であった地元の発展に貢献できる郡山市役所の職員として働くことができました。
現在は市民課の職員として、戸籍や婚姻などの手続きの窓口業務や書類の処理をしています。一番市民の方と接する部署なので、利用者の方に気持ちよく利用いただけるよう心がけています。お帰りの際に「ありがとう」と声を掛けていただくとうれしいですね。自分と入れ違いの前任者もJO-BIの卒業生で「一番広く役所業務が経験できる部署が市民課。頑張れ」と声を掛けてもらいました。そんな前を走る先輩がいることもJO-BIは心強いところです。