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- 阿部 七望さん
幅広い製菓技術を学べる2年間で
パティシエの技術も心も身に付けられました!
たくさんの「おいしい」の笑顔に出会いたいです。
パティシエ学科卒業
尚志高校出身
内容の濃い充実した実習で、 製菓の基礎がしっかり身に付きました!
パティシエに興味を持ったのは、母が若い頃にしていたケーキを作る仕事の話でした。もちろんスイーツを食べるのも好きでしたが、小学校の頃からお菓子で人を喜ばすパティシエの仕事をできたらなと思っていました。
高校卒業後は製菓の専門学校に進学したいと思い、BFの学園祭でパティシエ学科の学生たちが運営するカフェに訪れました。学生の皆さんが作ったケーキは見た目が本当にキレイで美味しくて、接客も丁寧で温かいものでした。何より先生方と学生さんの仲の良さが印象的で、人見知りの私でもやっていけると思えました。
技術習得に欠かせない実習は、2年間で1,000時間以上こなし、300種の洋・和菓子、パンなどの製菓技術を覚えていきます。入学前は時々お菓子を作る程度だった私にとって、実習は長時間の立ち仕事と力のいる作業の連続で、「体力面で大丈夫かな…」と入学当初は悩むことがありました。でも、作ったスイーツを食べてもらった時の笑顔や、クラスの仲間たちのサポートもあり、2年間続けることができました。国家資格製菓衛生師の取得でも、仲間同士で勉強し、励まし合って全員が合格できました。先生も行程ごとに細かく私たちの質問を受けてくださり、実習でも資格取得の勉強でも、大きな支えになりました。
のんびりしている自分が「好き」に、本気になれる 「やりぬく力」が身に付いた2年間でした。
仲の良いクラスの仲間たちも、実習ではお互いに高め競い合うライバルでもありました。私はチョコレートのテンパリング(調温作業)の実習で、その作業によって光沢や口当たりを滑らかになることが楽しくなり、チョコレートを使ったお菓子では誰にも負けたくないという気持ちが芽生えました。その気持ちもあり、インターンシップは市内のチョコレートの名店にお願いしたいと思い、連絡したところ有難いことに迎え入れていただけました。
インターン先で見せていただいた製菓の手際の良さに衝撃を覚えました。お客様をなるべくお待たせすることなく、見た目を美しく、口溶けのよい最高品質の商品を提供するのがプロの仕事!それを知り、もっと大好きなチョコを極めたいと思いました。インターンシップが終わってもここで働きたいと強く思い、アルバイトを経て、就職内定をいただくことができました。
いつもはのんびりとしている私ですが、チョコレートへの情熱や、働きたいお店への猛烈なアタックを振り返ると、ここぞの時には頑張れるんだなと自信がつきました。BFで過ごした2年間で技術はもちろんですが、目標に向かって「やりぬく力」が身に付いたと思っています。
現在お店では、ケーキの盛り付けやタルトの生地を担当しながら接客もしています。まずはお店のクオリティーに達するお菓子を作れるようになること。1つでも商品を任せてもらうことが今の目標です。私の作ったお菓子で、たくさんのお客様を笑顔にしたいと思います。