学校法人 国際総合学園 FSGカレッジリーグ

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医学知識ゼロからの自分でも、
最先端な医療技術が習得できる
超実践型実習で
夢の臨床工学技士になれました!

国際医療福祉大学病院 臨床工学技士
松舘 雅之さん
国際医療看護福祉大学校
臨床工学技士科卒業
盛岡南高校出身

最先端の医療機器を使った実習が 臨床工学技士を目指す自分にとって魅力でした。

子どもの頃にケガや病気で入院することが多くあり、長い時では半年近く入院することもありました。その時にお世話になった病院のスタッフさんの仕事ぶりを見て、医療関係の仕事に就きたいと思うようになりました。また、父が医療機器を扱う仕事をしており、医療機器が身近にある環境だったことが臨床工学技士を目指すきっかけになりました。

高校卒業後の進学は仙台の大学かアイメディカルかで迷っていました。決め手は、東北で唯一の3年の最短期間で臨床工学技士を目指せるカリキュラムで、全国でも数少ない人工心肺の実習が行える実践的な環境でした。

入学後、医療は奥深く簡単じゃないことを思い知らされました。当然といえば当然ですよね。中高とバレーボール一筋で勉強は全然でしたから(笑)。まずは毎日どんなに疲れても自習する習慣づけを行いました。医療分野の勉強は興味があったので楽しいのですが、英語や工学、電子など幅広い教養が必要で苦労しました。苦手な科目は得意な仲間に相談し、集まって勉強をしていました。クラスの仲間の存在がなければ、在学中での国家資格の取得や、医療現場で働く今の自分は、本当に有りえなかったと思います。

先生方も学生一人ひとりが、自分の置かれている状況を考えられるように、自主性を尊重したスタンスで接してくれました。医療現場では場面場面の判断力が大切になってきます。予想外の事態が起きても自分で考えて判断できる習慣づけは、学生時代から経験していてよかったと思います。

医療・エンジニア・患者さんとの交流、 全てが奥深いから頑張り甲斐があります。

自分が求めていた実践的な実習は、入学時の想定よりも大きな経験値になりました。かなり実践的に人工心肺装置を使用しましたが、機器の準備から実際の稼働、その後の解剖まで1週間かけて行います。全国でも行えるのは数少なく、アイメディカルでは福島県が設立した「ふくしま医療機器開発支援センター」のトレーニング施設で行うことができます。人工心肺装置の他にも、授業では人工透析装置や人工呼吸器などを使って、医療現場で求められる技術を身に付けられるのが、大きなメリットだと思います。

現在は、志望していた人工心肺装置やアブレーション手術(電極カテーテルを使用した心臓の治療)など、最先端医療に携われる病院の臨床工学技士として、医療機器の点検やセッティング業務を主にしています。最近では呼吸機器の運用も、任せてもらえるようになってきました。

針を刺すにしても、コロナ感染の患者さんに接するにしても、名前をカルテに記名しますので全責任は自分です。同じ働きの機器でも、患者さんの状態によってメーカーや仕様を変更したり、時には医師や看護師に臨床工学技士の観点から治療方針の提案をすることもあります。これからの医療現場では、ますます臨床工学技士の仕事は幅広く、責任が増す職種になっていくと思います。自分はまだまだ新米ですが、自分を磨いていってどんな現場でも対応できる臨床工学技士になるのが夢です。

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