父が経理事務の仕事をしていて、小学生の頃にその働く姿を見た時から、私も将来は事務職に進みたいと思っていました。その夢に近づくための資格が自宅から通える郡山市で、2年間で集中して取得できる専門学校ということで、国際ビジネス公務員大学校に進学しました。

入学時から将来役立つ資格をたくさん取得しようと思っていて、けっこう頑張りました（笑）。その成果が出て、経理業務には欠かせない簿記検定はもちろん、表計算や資料作成のPCスキルなど、実際の業務でも役に立つ12個もの資格を2年間で取得することができました。

授業でも資格取得でも、わからないことを教え合ったクラスの仲間の存在も有難かったですね。少人数制で内容の濃い授業を一緒に頑張った仲間は、今でも私の宝物です。

そんな充実した学校生活を送れたのは、接しやすい先生方の手厚いサポートも大きかったです。

コロナ禍でリモート授業が主体になって私も親も最初は心配でしたが、リモート環境に配慮して、授業の最後に長時間の質問タイムを設けていただいたり、質問もSNSや電話で個別にきめ細かく受けていただいたので、自分のペースに合わせて確実に授業の内容を理解することができました。郵送いただいた授業などの資料も、自宅で勉強を進める中で大きな支えになりました。

就職活動でも私が建築業界に進路を絞ると、学校から求人を紹介していただき、先輩が在籍する会社でお話が伺える機会があったのは貴重な体験でした。ここで働きたいと思える会社の雰囲気を実際に感じて、自分の将来がイメージできるのは大きかったです。

その他にもリモートでの面接模擬など、なかなか直接対面で授業ができない中でも、出来る限りのサポート体制で、就職活動を支えてくれました。

国際ビジネス公務員大学校の卒業生全員が内定を決めている背景には、卒業生のそれぞれの就職先で積み重ねている実績もあると感じました。面接を受けて2日後に内定の連絡が届いたので、とても驚きました（笑）。目標のお父さんもそうですが、大好きな家族がとても喜んでくれたのが本当にうれしかったです。

就職した後も新たな資格取得に向けて、帰宅してから勉強をしています。将来に向けて少しずつでも積み重ねていく習慣を身に付けられたのも、2年間の中で身に付いた一生モノの力だと思っています。

将来のために勉強を続ける中で、ひとり心細くなることがあるかもしれません。わたしもそういう時期がありましたが、大丈夫です。分からないことは、積極的に先生にどんどん質問してください。生徒にとことん付き合ってくれる先生方が、あなたの夢を支えてくれるはずです。